異業種への転職はできるのか?

異業種への転職はできるのか?

今年に入って日経平均株価は上昇を続け、為替は円安に振れ続けている。
これを日本の景気回復の兆しとして人々は喜んでいることだろう。

だが、株価や円安によって企業業績が回復したところでその天井は見えているだろう。

高いか低いかは別にして天井が見える業績回復はあくまで回復であると言えるだろう。
成長ではない、回復だ。

そして、日本の企業は回復から成長へと目線を変える筈だ。
そこで期待されるのが日本の発想力だろう。

今までは新たな技術は海外から輸入してその技術を精密化、小型化することが得意とされた日本。これからはそれにプラスした成長が必要なのだ。

そこに必要なのが社員一人一人の発想力や技術力、知識だ。

今までの日本は終身雇用制度の弊害で企業内の偏った知識しか持っていなかった。

そのために業績が行き詰った中小企業などは廃業を余儀なくされるという事態になっていた。

しかし、最近はどうも様相がちがう。

建設会社が農業に手を伸ばしたり、介護施設を設立したりと色々な業種を手広く手掛けるようになった。

これにより不況になっても生き残ることができる中小企業が増えてきたのも事実だ。

これに似たようなことが人材採用の場でも起こっている。

新卒で採用されて短期間で退職する所謂第二新卒がその要因だ。

最初に入社した会社がどうしても合わなかった、人間関係で詰まった、等の理由で3年以内で、つまり、その会社に染まる前に退社してしまった人。

そんな人が異業種へ飛び込むには勇気がいるだろう。

だが、それは逆に自身のビジネスチャンスにつながるということを理解するべきだろう。

異業種へそれまでの会社の知識を多少なりとも持ったままで飛び込めば異業種にもしかしたら新たな風を起こすことができるかもしれないのだ。

そうなればその異業種が自身の転職となりえるかもしれない。

第二新卒となるということ自体に抵抗があったり、退職自体に拒否反応があったりするかもしれない。

たしかに、職を転々とすることは良くないことだが、明確な目標があったり、目指すものがあったりしたのならば転職も悪くないものなのかもしれない。

つまり、確固たる明確な意思が存在するならば異業種への挑戦は悪くはないということだ。